GIBSONのピックアップ変遷❶
通称ドッグイヤーと呼ばれる形状のピックアップ
呼称はGibson Pickup(そのままやん)
パッと見た目、P−90に見えるけど、これはその祖先と言えるピックアップなのです。
マグネット素材がポールピースになっている構造がP-90と異なる際たる箇所。
これはFenderのジャズマスターのピックアップと同じ構造で、大きさもキャラクターも似ているけど
ギブソンの方が早く世に送り出しており

ダイナミックな特性が好評で、1940年代後半まで使われていました。
音質は、後にリリースされるP-90や、PAFをはじめとするハムバッカーよりも音に生々しさがあるのが特徴。
黒いカバーはギターにマウントするための部品にもなっているが
エピフォンカジノに見られる、金属カバーにアースを流した(電磁シールド構造)タイプよりも
輪郭が出ておりワイルドな音なのです。ギブソンで一番シンプルなピックアップと断言できる〜。
<次回へ続く>
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